法人設立の趣旨

平成29年2月23日法人設立。障害を抱えた人が、自分らしい社会生活を営むことができるよう必要な支援を行い、障害福祉の増進を図ることを目的として活動しています。また、障害の有無にかかわらず、相互に人格と個性を尊重し安心して暮らすことができる地域社会の実現にむけて取り組みます。

そして、メンタルヘルスの予防的活動を行うとともに、児童,若者の健全性を形成することを目的として活動していきます。

“あすぽ”の由来

“あすぽ”とは、以下の頭文字を合わせてつくられた言葉です。

A:  anytime〔いつでも〕/anybody〔だれでも〕/anything〔なんでも〕

S:  share 〔共有〕

Po:positive 〔ポジティブ〕

「いつでも、だれでも、なんでも、共有してポジティブにいけば、みんな笑顔,ハッピー」になるという合言葉です。また、頭文字の“ASPo”を漢字にあてると、“明日歩”「明日に向かって歩こう」という意味になるのです。

障害を抱えていようが、なかろうと、すべての人が、自分らしく生き生きと過ごすこと,共生を目指して“あすぽ”は活動していきます。

とりくむ主な内容

(1)障害者の地域生活支援
(2)障害児の社会性を培うための支援
(3)若者や障害者への社会参加及び就労支援サポート事業
(4)児童、思春期、青年期における心と健康を維持増進するための活動   など

代表の経歴および挨拶

代表 西田崇大

私たち法人の理念は、シンプルです。「一人一人が自分らしく社会で生きる」ことであります。そのため、画一的な支援を行うのではなく、その方々に合った支援を柔軟かつクリエイティブに行っていくことを目指しています。

私はこれまで国公立の精神科医療機関の相談員として業務に携わる中で、壮絶な人生を送ってこられる人々にたくさん出逢いました。その様な方々も、的確な支援が展開されることで、人生が好転していきました。その中で芽生えたのは、「本人あるいは家族など身近な人々は、これほどまでに長い間苦しむことのない人生があったのではないだろうか」という点です。その意識から、予防的視点、早期サポートをすることにより自分らしく人生を歩んでいくことお手伝いをさせていただきたいという想いが強くなりました。

そのため、中学から大学生までを対象とした心の健康に関する普及啓発活動を行ったり、小中学校の学齢期をサポートするスクールソーシャルワーカーとしての支援にも携わって参りました。その中で特別支援学校に在籍する児童生徒からIQ140台まで幅広い児童生徒のサポートに関わらせていただきました。本人特性を踏まえた成長を促進する支援とともに、環境調整を行うことによる安定、発展というこの両輪をどのように展開していくのかが非常に重要であることを実感しております。そのため、その両方を関係者と共に一丸となって取り組むことで、自分らしい人生の実現に向けて共に歩んでいくことができればと考えております。

主な経歴

 ・国立精神・神経センター国府台病院 医療福祉相談室

 ・東京都立松沢病院 社会復帰支援室

 ・東京都自殺相談ダイヤル 相談員

 ・国際医療福祉大学 医療福祉学部 教員

 ・東京福祉専門学校 教員

 ・区立学校教育支援センタースクールソーシャルワーカー    

 ・適宜、精神保健福祉領域、障害福祉領域、児童福祉領域の講師業務      など